LIFEBOOK AH55/CNTの処理能力を分析
CPU
LIFEBOOK AH55はチップセットにインテルHM55 Expressを採用している。
これに対応するCPUとして、Pentium P6200と、Core i3-380Mの2種類から選ぶことができる。
価格の安いP6200の選択でも問題はないが、予算に余裕があるなら、Core i3-380Mを選択しても無駄な投資にならないはずだ。
Pentium P6200は2コアではあるが、ハイパースレッディングには対応しておらず、2スレッドでの処理となる。
一方、Core i3-380Mは2コア4スレッド仕様。ハイパースレッディング機能を使った高効率な演算が可能だ。
クロック数もCore i3-380Mの方が高速である。
各種ベンチマーク結果でもi3-380MはP6200に対して大きく差をつけている。
最大メモリ容量は8GB
LIFEBOOK AH55のカスタマイズモデルは2GB、4GB、8GBのメモリ容量を選択することができる。
ノートパソコンのメモリ容量の増設は相性問題もあり、少し手間がかかる。
予算に余裕のある人は4GB以上のメインメモリの搭載をお薦めする。
グラフィックス処理にはインテルHDグラフィックスを使っている。
これはCPU一体型のグラフィックチップで、メインメモリの一部をグラフィクメモリとして使うため、少し多めのメモリがあった方が後々不自由がないだろう。
カスタマイズオプションで増設されるメモリはデュアルチャンネル対応なのも魅力。
デュアルチャンネルメモリシステムは処理能力のパフォーマンスをトータルで数パーセント上昇させることができる。
オペレーションシステム
LIFEBOOK AH55/CNTのOSはWindows 7 Home Premium 64bit版がプリインストールされている。
32bit版の選択はできない。
また、Windows 7 Professionalの選択ができないのは残念。
LIFEBOOK AH55はテレビ視聴ができる
地デジチューナ内蔵
LIFEBOOK AH55は標準で地上デジタルチューナーを内蔵している。
テレビ用リモコンも付属している。
HDMI出力対応
LIFEBOOK AH55はHDMI出力端子を備えているので、PCの小さな画面だけでなく、大画面の液晶テレビに接続して映像を楽しむことが可能だ。
このほかに最新のUSB3.0ポートも付属しており、周辺機器との高速データ転送ができる。
液晶ディスプレイ
LIFEBOOK AH55の液晶サイズは15.6型となっている。
家庭用ノートパソコンとしては標準的で最も使いやすいタイプになる。
液晶画面の表面処理は光沢のあるグレア液晶。
オプションで高輝度スーパーファイン液晶を選択することも出来る。
ボディカラーは3色
AH55はボディカラーの選択が3つ用意されている。
シャイニーブラック、ルビーレッド、アーバンホワイトの中から選ぶ事ができる。
光沢のある美しいノートパソコンだ。