LIFEBOOK AH53/CNはちょうど良い価格と性能
LIFEBOOK AH53/CNのメーカー直販店でのクーポン適応後の価格は71,655円~。
オプションでCore i3-380Mを選択しても8万円以下で買える。
エントリー機というよりも、インターネットやビジネスでしっかり使いたい人のノートパソコンだ。
地上デジタルチューナーのような必ずしも皆が使わない機能を省きコストダウンしている。
CPUはP6200とCore i3から選択
LIFEBOOK AH53/CNはプロセッサーの選択にPentiumとCore i3の2つから選べる。
PentiumプロセッサはP6200が採用されており、デュアルコア2スレッド仕様でインテル ハイパースレッディング・テクノロジーに対応していない。
処理能力としては必要十分といったところだ。
Pentiumシリーズは廉価グレードではあるが、低電圧版のCore iシリーズよりは性能が高い。コストパフォーマンスの高いCPUと言える。
Core i3プロセッサは380Mが採用されている。
2コア4スレッド仕様で、インテル ハイパースレッディング・テクノロジーに対応している。
通常電圧版なので、高速動作が可能だ。
インテル ターボ・ブースト・テクノロジーには対応しておらず、常時定格クロック2.53GHzの動作となる。
できればCore i3プロセッサがお薦め。しかし予算が厳しければP6200でも問題無い。
コストアップになるがCore i3-380MはPentium P6200と比較して、ベンチマークスコアが1.6倍ぐらい早いので、費用対効果は十分と言えるだろう。
パソコンの処理能力が速いということは、それだけ買い替え時期が遅くなり長く使えるということでもある。
オペレーションシステムは64bit版のみ選択可能
LIFEBOOK AH53は32bit版Windows 7の選択ができない。
会社で自社開発の専用のソフトウェアを使っている場合は64bit版のWindows 7で動作するかどうか互換性を確認しておいたほうがいい。
64bit版のWindows 7でも、32bitアプリケーションをエミュレーター上で動作させる機能がついているので、ほとんどの32bit用ソフトウェアが動作する。
仕事上で必ず使わなければならないソフトウェアがあるなら、購入前に64bit版Windows 7で動作するかどうか周りの人に聞いて確認しておこう。
LIFEBOOK AH53は少し大きいノートパソコン
LIFEBOOK AH53は少し大きめのノートパソコンになる。
サイズ的にはA4よりも一回り大きいし、重さも2.8kgと結構ずっしりしている。
毎日持ち運ぶような使い方は厳しい。
使いやすいディスプレイサイズ
LIFEBOOK AH53/CNは15.6型の液晶ディスプレイを採用している。
通常の光沢のある液晶だけでなく、光沢の無いアンチグレア液晶も選択することが出来るのは嬉しい。
個人的にはアンチグレア液晶を選択したいところだ。
AH53はモバイルするには大きすぎるサイズだが、大きな液晶画面は長時間の使用でも目が疲れにくい。
カラーも選べる
LIFEBOOK AH53/CNはカラー選択も可能だ。
最近のパソコンはコスト競争が激しくなって、カラーの選択ができなくなりつつある。
豊富なカラーを取り揃えている機種でも有料オプションであったりするほどだ。
AH53は赤、黒、白の3色から選択可能。
個人的には、黒は普通すぎるし、白は汚れが目立ちそうなので、赤を選択したい。