HP Pavilion dv6-6000/CTの口コミ評価

pavilion-dv6-6000-cpu ヒューレットパッカード-HP【ノートパソコン】

HP Pavilion dv6-6000は高級感のあるボディが特徴

Pavilion dv6-6000は大きく分けて、エスプレッソブラック色のスタンダードラインとダークアンバー色のプレミアムラインの2タイプに分かれる。

プロセッサは第2世代Core iを採用

Pavilion dv6-6000はCPUに第2世代となるCore iプロセッサを採用している。

エスプレッソブラック色のスタンダードラインは、Core i3-2310MとCore i5-2410Mから選択できる。
これらは2コア4スレッド仕様で、このクラスのノートパソコンとしては標準的な選択だ。
新型の第2世代Core iプロセッサを採用しているのでクロックスピードが従来のものに比べ上昇している。
Core i5は一時的にクロックスピードを上げて処理してくれるターボブーストテクノロジーが採用されており、普段使いでの体感スピードアップに貢献している。

これらに対し、ダークアンバー色のプレミアムラインには、Core i7-2630QMとCore i7-2720QMをプロセッサとして採用。
4コア8スレッドと並列処理がより強化されており、より高速な演算が可能になっている。
一般的なインターネットやオフィスでの利用では、性能を持て余すぐらいのパフォーマンスがあるので、特に高速なノートパソコンを使う目的がなければ、無駄な買い物になってしまうので注意が必要。
Core i7にもターボブーストテクノロジーが採用されている。
さらに、Core i7の大きなアドバンテージの一つは、内部キャッシュが6MBに増強されている点だ。
Core i3やCore i5に比べて、コア数が倍になっているので内部キャッシュが倍になるのもある意味当然かもしれないが、このことによりコアでの演算をより効率化することができ処理速度の向上に役立っている。
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USB3.0搭載

HP Pavilion dv6-6000/CTはチップセットにモバイル インテル HM65 Express を採用している。
これは、エスプレッソブラックのスタンダードラインとダークアンバーのプレミアムラインの両方で共通のパーツとなる。
このチップセットの大きな目玉は、USB3.0のサポートにある。
USB3.0は現在普及しているUSB2.0の次世代規格となる。
互換性があるため、USB2.0の周辺機器も接続が可能だ。
USB3.0に対応した周辺機器であれば、より高速な転送速度で快適に使うことができる。

ハードディスクドライブとSSDの選択が可能

Pavilion dv6-6000/CTはストレージデバイスにハードディスクとSSDの選択が可能だ。
特にこだわりが無ければ250GBや500GBの選択で問題ないだろう。
これら2種類の容量は7200rpmモデルなので、データーの読み書き速度が比較的高速。
動画の保存も考えている人なら大容量の1TBモデルがお薦め。ただし、こちらは5400rpmモデルなので読み書き速度は標準的だ。
特にプレミアムラインの購入を検討しているようなユーザーであれば、SSDの選択に興味があると思う。
ただし、容量が160GBなのはややネックになりそう。
理想を言えば、HDDとSSDのハイブリッドストレージを求められるところだが、スペース的にも限界があるノートパソコンでは無理はいえない。
pavilion-dv6-6000 スペック

どちらのPavilion dv6-6000/CTを買うべきか

エスプレッソブラック色のスタンダードラインがお薦めの人

Pavilion dv6-6000/CTを購入するにあたって基本的によくわからない人は、価格の安いスタンダードラインをお薦めする。
予算に余裕があるなら、OSをWindows 7 Professionalを選ぶのがいい。
サポート期間が長いので、ソフトウェア的なパソコンの寿命を延ばすことができる。
5年以上使いつづけたい人にお薦めのオプション選択となる。
さらに余裕があればメモリを4GBに、次いでCPUをCore i5の順に予算に合わせてオプション選択していくことをお薦めする。
予算が無いのなら、無理をせず最も安いオプション選択でも性能的に十分に満足できるノートパソコンだと思う。

ダークアンバー色のプレミアムラインがお薦めの人

動画編集がしたい人はPavilion dv6-6000/CTのプレミアムラインがお薦め。
Core i7による高速エンコードで快適な動画編集環境が手に入る。
ハードディスクドライブは速度重視で500GB、容量重視で1TBの選択がいい。HDDの250GBやSSDの160GBは動画編集する場合、容量不足になる可能性があるのでお薦めしない。
メモリはなるべく4GB以上をお薦めする。
また、頻繁にパソコンを買い換える気が無いのであれば、Windows 7 Professionalのオプション選択も忘れずに選びたい。

ノートパソコンで3Dゲームをしたい人にも、プレミアムラインはお薦めできる。
専用グラフィックスAMD Radeon HD 6770 1GB(GDDR5)は、デスクトップ用ゲームPCの性能には及ばないものの、ノートパソコンとしては高速な3D描画能力を持っており、最適な設定さえすれば快適に楽しむことができる。

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