G62 Notebook PCは長く使いたい人にお薦め
インテルCore iプロセッサ搭載
G62 Notebook PCはインテルのCore iシリーズCPUを採用している。
搭載されるのは、最新の第二世代Core iシリーズではなく、旧世代モデルのCPUとなるが、クロック数がわずかに劣るものの大きな性能差ではない。
2コア4スレッドで3MBの内部L3キャッシュという基本仕様は最新の第二世代Core i3、Core i5と変わらない。
G62 スタンダードモデルに採用されるCore i3-380Mはクロック数2.53GHzのモデル。
G62 パフォーマンスモデルに採用されるCore i5-480Mはクロック数2.66GHzで、ターボブースト時には2.93GHzで動作する。
オフィスモデルにはメモリが4GB搭載
G62はパフォーマンスモデルをベースにOffice Personal 2010をプリインストールしたオフィスモデルも用意されている。
Office Personal 2010はOutlook 2010、Word 2010、Excel 2010がセットになったパッケージである。
プレゼン用アプリケーションのPower Pointは付属していないので注意しよう。
このモデルはオフィスのプリインストールと同時にメモリが4GBに、ハードディスクが500GBに増設されている。
Word 2010、Excel 2010が必須のユーザーには理想的な選択となるだろう。
OSはWindows 7 Home Premium 64bitのみ
G62のオペレーションシステムはすべてのモデルでWindows 7 Home Premium 64bitが採用されている。
この点については少し残念に思う。
廉価版のスタンダードモデルはWindows 7 Home Premiumでも致し方ないが、パフォーマンスモデルはWindows 7 Professionalの選択も出来るようにして欲しかった。
特にオフィスモデルはビジネスで長く使われる場合も多いので、サポート期間の長いWindows 7 Professionalの採用が最適であったはずだ。
G62 Notebook PCの細部を紹介
5in1メディアスロット内蔵
SDカードやメモリスティックなどのデータカードをアダプターなしで、本体にそのまま挿入して使える5in1メディアスロットをG62は装備している。
買ってすぐデジカメや携帯のデータを読み書きできる。
市販品のメディアカードアダプタはすぐに故障してしまったり、相性問題が発生する事が多く使いづらい。
G62ならそんな心配も不要だ。
ALTEC LANSINGブランドステレオスピーカーを搭載
HP G62はサウンド機能にもこだわりを持っている。
G62が内蔵する高級音響機器ブランド ALTECがプロデュースしたステレオサラウンドスピーカーは、従来の一般的なノートパソコンと比較すると高音質に仕上がっている。
外付けの大きなスピーカと比較すれば、どうしても劣ってしまうが、手軽にYouTubeなどの動画を楽しむには、十分な音質と言えるだろう。
また、キーボードにはメディアプレイヤーコントロールやスピーカー音量調整のボタンが配備されている。
停止、再生、一時停止、早送り、などのメディアプレイヤーの基本操作をワンタッチで行うことができる。