液晶画面の小さいネットブックLB-M130B
10.1型液晶を搭載
LB-M130Bは10.1型液晶パネルを搭載している。
解像度は1280×720となっており、現在ノートパソコンの主流の1366×768では無いので注意しよう。
ボディサイズの大きさを考えると仕方のないことだが、表示領域については妥協が必要になる。
解像度1366×768の液晶でもウェブブラウザを使ったインターネット閲覧は、縦方向の狭さを感じることが個人的には多い。
わずかに48ピクセルの差ではあるが、LB-M130Bの10.1型パネルはさらに小さくなっているので、メール、ツイッター、ブログの更新など、モバイル的な用途でなければ使いづらいと感じる。
また、横方向に関しては一般的なノートパソコンと比較して86ピクセル小さくなるわけだが、これについてはほとんど気にならない。横方向に狭いと感じる頻度は、縦方向に比べぐっと少ない。
家ではマルチモニタ可能
外部モニタへの接続端子であるアナログD-sub15ピンを装備しているのもLB-M130Bの魅力の一つだ。
モバイル用の小さな10.1インチ画面では、室内で使う時どうしてもストレスを感じてしまう。
解像度の問題もそうだが、ドットピッチが小さくて目が疲れてしまうのも困りものだ。
そういった問題を解決するのが、マルチモニタ環境だ。
自宅の部屋の机で使うときは、別途用意した大型のモニターに接続する事で、通常の本体内蔵の液晶画面にもう一台作業画面が追加される。
別途液晶モニタの購入とそれを置く場所が必要になるが、お薦めできる使い方である。
マウスコンピュータLB-M130Bはコンパクトでも大容量
1.03kgの軽量
多くのモバイルノートが1.1~1.2kgクラスの重量のラインアップが多い中、LB-M130Bは1.03kgと非常に軽いのが特徴だ。
この大きさなら、通勤や通学で毎日持ち運ぶのにも苦労を感じないだろう。
大容量HDDストレージ搭載
LB-M130Bはハードディスク容量が320GBとなっている。
ネットブック並みのサイズながら記憶容量は一般的なノートパソコンと同程度の大きさがある。
同じLuvBook Mシリーズの姉妹機種LB-M131SはSSDの128GBとなっており、ここがLB-M130Bとの違いとなっている。
ランダムアクセスの早いSSDの128GBも魅力的だが、大容量のハードディスクも使い勝手が良い。
例えば、iPodの64GBモデルを使いたい場合、128GBのストレージ容量ではシステム領域も差し引くと、他にほとんど何もできなくなってしまい非常に不便だ。アプリケーションをインストールしたり、動画の保存などが少し増えてくると、内蔵のドライブでは容量不足になってしまう。
320GBあれば、そういった問題はまず起こらない。
ただし、欠点としてハードディスクドライブは衝撃に弱い。
LB-M130Bのような小さなマシンはモバイルで持ち歩く機会が多いだけに、注意して欲しい。