ドスパラの歴史や会社の背景とパソコンショップとしての特徴
ドスパラは1992年に開店し、パソコン工房と同じくパソコンショップとしては歴史のある方に分類されます。もともとは『DOS/V パラダイス』という名前でパーツを中心に販売していましたが、Windows95の発売を契機にショップブランドPCの販売を開始し順調に成長を遂げ、2003年にドスパラという名前に変更しました。また以前ではドスパラが新品販売を、『じゃんばら』が買取・中古販売サービスと棲み分けしていたのですが、じゃんばらが独立したことを受けて、現在ではドスパラにも買取・中古販売部門が設けられています。
ドスパラでパソコンを購入する際のメリットとデメリット
ドスパラでPCを購入するメリットといえば、その圧倒的な安さです。一昔前まではパソコン工房やDELLと常に価格を争ってきました。安さの秘密はシンプルさ。パソコンの設定など細かなサービスを省き、消費者に任せてしまうことで無駄な経費を削除しているのです。その分だけPC初心者には伝統的に評判の悪いBTOパソコンメーカーとして知られていました。
ただし最近のドスパラはやや迷走しているような印象を受けます。サイト全体のリニューアルを頻繁に行うので見慣れた消費者にはストレスになったり、標準構成を安く見せるためにOS無しをデフォルト設定にしたりなどです。また最近では納期短縮のキャンペーンをよく実施していますが、パソコンのような精密機械で数日程度の納期の違いにそれほどうるさい消費者がいるかどうかは疑問です。