ATX電源 LEPA W500-SA 分解写真

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掘り出し物?価格相応?W500-SA

3000円という低価格ながら、80PLUS認証の500W電源、LEPA W500-SAを分解してみる。

外箱

W500-SA-box
ソフマップで山積みになっている黒と緑の箱。
箱を開けると樹脂の臭いが強め。

スペック

W500-SA-spec
500Wの本機の他に450W、600W版があるようだ。

配線コネクタパターン

W500-SA
メッシュでまとめられた合計7束のケーブルはケースに直付け。

W500-SA-box-side
電源ボックスからの各コネクタまでの距離を測定。
W500-SA-line
W500-SA-24
24pinのメイン電源がやや短いかと思ったが、電源下付きATXケースでM/B右上コネクタでも余裕。
4+4pin CPUは余裕の60cm。

内臓ファン

W500-SA-fan
12V 0.30A のY.L.FAN(D12SH-12)。
指で回すとコギングトルクはそれなりにあるがノイズ音が出るほどではない。
動作時に耳を当てるとゴロゴロ音がする。しかし、ケースに収めれば全く聞こえないレベル。
テスト用マシンでは負荷をかけて放置しても電源が熱くならず、ファン回転数が上がった時の騒音はチェックできなかった。

このクラスの電源に採用されるファンは当たり外れが多いが、本機に関しては静音性に問題を感じなかった。

2年保証

W500-SA-2years
保証期間は2年と少し短め。値段を考えれば十分か。

W500-SA-warranty
軽く乗せてある程度に貼られたネジ上の保証シール。
はがしても元に戻せそうなので、中を開けてみる。

W500-SA-inside W500-SA-inside-1 W500-SA-inside-2

1 SAMXON 220μF 400V 85℃
2 SAMXON 47μF 35V
3 TEAPO
4 Jun Fu
5 SAMXON 2200μF 10V
6 TEAPO
7 SAMXON 3300μF 16V
8 SAMXON 2200μF 16V
9 SAMXON 2200μF 10V
10 SAMXON 2200μF 10V
11 SAMXON 2200μF 10V
12 SAMXON 2200μF 10V
13 Jun Fu 16V 100μF
14 UTC 2SB834L
15 TEAPO 1000μF 10V 105℃
16 Sitronix ST9S429-PG14 F3K3P G1040
17 Jun Fu 50V 1μF
18 SAMXON

内部を見た感じはケース付属のおまけ電源と変わらないレベル。
接着剤のような樹脂が散乱している。
外観は3000円としては上出来と思えたが、中の組み立てレベルは低い。
コンデンサーなどパーツレベルについては知識が無いので評価できない。
とりあえず、写真を撮って、目視で読めるパーツはメモした。
予定していたマシンにいきなり入れるのは怖いので、押入れから不要マシンを引っ張り出してきて動作チェックしてから運用することにした。
電源ファンが回ると箱を開封したときに感じた樹脂の臭いがリアから出てくる。
この臭い、しばらく続くのだろうか。

大した情報は書いてないが、日本語マニュアル付属

W500-SA-jpn

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