2011春モデルのPavilion dv7-5000/CT
CPU
Pavilion dv7-5000に搭載されるCPUはCore i7-2630QMとCore i7-2720QMの2種類が用意されている。
どちらも4コア8スレッド仕様で6MBキャッシュを内蔵している。
最新型の第二世代Core i7シリーズで、ノートパソコンとしてはハイエンドクラスのCPUと言えるだろう。
Core i7-2630QMとCore i7-2720QMは基本仕様は同じだがクロック数が異なる。
クロック数の違いは、定常時で10%、ターボブースト時で14%で、Core i7-2720QMの方が高クロックだ。
同じCore iシリーズのCore i3、Core i5と比較しても、コア数で2倍、内部キャッシュも2倍となっているのでかなりのハイパフォーマンスになっている。
OSは64bit版のみ
Pavilion dv7-5000にプリインストールできるオペレーションシステムはWindows 7 Home Premium および Windows 7 Professional となっており、いずれも64bit版のみの対応になる。
最近は32bit版Windowsを選択できないモデルが増えて来た。
64bit版OSはこれからのスタンダードになりつつある。
また、カスタマイズでOFFICE 2010のプリインストールも可能だ。
SSDも搭載可能
Pavilion dv7-5000は500GB、1TB、2TBのいずれかのハードディスクを選択することができる。
ハイエンド機種だけあって比較的大容量なHDDが設定されている。
さらに、SSD+HDDのハイブリッド構成も選択可能だ。
システムやプログラム用にSSDを使い、HDDに動画や音楽データなどを保存すれば、速さと大容量をうまく両立させることができる。
Pavilion dv7-5000のビジュアル性能
17.3インチ液晶
Pavilion dv7-5000はノートパソコンとしては、大き目の17.3インチワイドHD+ウルトラクリアビュー・ディスプレイを搭載している。
解像度は1600×900ドットでフルHDではないが、極端にドットピッチが小さいわけではないので、インターネットやオフィスでも文字が大きく使いやすいのが特徴だ。
液晶画面が大きい分、ボディもノートパソコンのなかでは大柄で持ち歩きには、あまり適さない。
据え置き型のノートパソコンと言えるだろう。
専用グラフィックスカード採用
dv7-5000はグラフィックスカードにATI Mobility Radeon HD 6570を採用している。
動画再生性能に重点を置いたグラフィックスカードだが、3Dゲームも設定を重くしなければ、楽しめるゲームが多い。
DirectX11に対応しており、1GBのGDDR5メモリーを搭載している。
グラフィックス専用メモリを搭載しているので、メインメモリーをグラフィックス領域に割り当てる必要がなく、多くのメモリをアプリケーションの実行に解放できるのもメリット。
ブルーレイも搭載可能
標準仕様では、DVDスーパーマルチドライブが搭載されているが、カスタマイズでブルーレイドライブの選択ができる。
大型のノートパソコンなので、パソコンで映画などブルーレイの視聴を考えているユーザーもいるだろう。
こういった映像に拘るユーザーにも対応できる、上級な液晶品質と高速で美しいグラフィックス性能がPavilion dv7-5000の自慢だ。