FRONTIERもついにヤマダ電機に吸収合併されるが果たしてその顛末は?

FRONTIERの会社の歴史的背景、ヤマダ電機に吸収合併されるまで

FRONTIERといえば、ついにこの2013年7月ヤマダ電機に吸収合併されることになり、今後の展開が楽しみなBTOパソコンメーカーの1つです。FRONTIERは、もともと山口県の田舎で文房具店を営んでいた神代昭治氏が1993年から始めた面白い経緯のあるパソコンショップです。特にオーダーメイドシステムは当時は大変珍しく、Windowsの登場とともに会社規模を拡大していったが、受注数の少ない自社製品のため原価が高く価格競争に負けてしまい、2004年にはヤマダ電機の子会社と成り下がってしまった。KOUZIROと会社名とロゴを一新するも、結局ヤマダ電機に吸収合併されることになり、今後の動向が注目されます。

FRONTIERのBTOメーカーとしての最近の特徴

さてそんなFRONTIERもKOUZIROになって以来、価格をどんどん抑えられている傾向にあり、マウスコンピュータとまではいきませんがリーズナブルな価格設定になってきています。その分マニアックな設定などはほとんどなくなり、豊富な種類を揃えて様々なニーズに応えようという意図が感じられます。特にノートパソコンのラインナップは、BTOメーカーとしてはマウスコンピュータやパソコン工房と競争できるほどです。

しかしFRONTIERの問題はKOUZIROになった今もなお、サイトの構成やサポート体制にかなり問題があります。販売サイトにはリンク切れが多く、コールセンターや販売担当にサポートを求めても自信がないのかあまり期待できるような回答が返ってきません。このあたりは昔から言われていることで、FRONTIERの評判を落とした大きな原因でもあるにもかかわらず、いまだに改善の余地が残されています。

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