LuvBook Mシリーズ SSD搭載の低価格ネットブック
120GBのインテルSSD搭載
LB-M131Sに搭載されるストレージはインテル 320/MLC 120GBのSSDだ。
SSDはHDDと比較して、耐衝撃性やランダムリードアクセスのスピードが早いのが特徴。
コンパクトなネットブックは外に持ち出す機会が多いので、衝撃に強いメリットは大助かりだ。
OSやアプリケーションの起動時間が短いので、ちょっとした事でも電源をいれるのが億劫にならないのは嬉しい。
ただし、SSDはその特性上、書き込み回数に制限があるため、耐久性が問題視されることが多かった。
しかし、最近のSSDについては、改善が進んでいてほとんど気にしなくていいだろう。
120GB程度の容量であれば、一般的に一日に10時間使用したとして10年以上の耐久性があると言われている。
最近のSSDにはウェアレベリングと呼ばれるシステムが組み込まれており、SSD最大の欠点であった耐久性の問題を解決させている。
ウェアレベリングとは記憶素子である多数のメモリセルを均等に使っていこうというシステム。
特定のメモリセルに書き換えが集中しないように制御することによって、SSDの寿命をHDD以上に延ばすことができた。
さらに、LB-M131SはSSDの中では最も信頼性が高く実績が多いインテル製SSDを採用しているので、パーツの選択も万全だ。
インテルAtom N550プロセッサを採用
Atomプロセッサということで敬遠されるユーザーもいるかもしれないが、最近はAtomシリーズでもデュアルコアを内蔵しており、処理能力は高い。
もちろんハイパースレッディングにも対応しているから、2コア4スレッドである。
LB-M131Sは、サイズと価格はネットブック並でも、本格モバイルノートとしても使える性能を持っている。
ネットブックとしては少し贅沢なマシンと言える。
Windows 7 Home Premiumを採用
低価格のネットブックのOSといえば、Windows 7 Staterが搭載されていることが多かったが、LB-M131Sは120GBのSSDやデュアルコアプロセッサの搭載により、Windows 7 Staterのインストール条件を超えてしまう。
LB-M131SはWindows 7 Home Premiumを標準OSとしてインストールしている。
オプション選択でWindows 7 Professionalとすることも可能だ。
マウスコンピューターのノートパソコンラインアップの中では、ネットブックとしてLB-M131Sは扱われているが、実質的には本格的なモバイルノートパソコンとしての実力を持っている。